「2画面」とは

2画面(デュアルペイン、あるいは「コマンダー」)型のファイルマネージャは、ウインドウを左右2つのパネルに分けます。片方がアクティブです。そこでファイルをマークしてキーを押すと、ファイルが反対側のパネルのフォルダにコピーまたは移動されます。クリップボードの中身を覚えておく必要も、2つ目のウインドウを並べる必要もありません。コピー元とコピー先が常に両方とも画面に表示されています。

このスタイルは1980年代のNorton Commanderに始まり、Total Commander、Midnight Commander、Martaに受け継がれています。キーはどれも共通で、F5でコピー、F6で移動、F7でフォルダを作成、F8で削除します。

サーバ作業が速くなる理由

サーバを扱うときこそ、2画面のレイアウトが役立ちます:

  • 両端が見える。ローカルのフォルダとサーバのフォルダ、あるいは2つのサーバが並んでいます。キーを押す前に、ファイルの行き先がわかります。
  • キーで操作が済む。Spaceでマークし、F5でコピーするほうが、ウインドウ間でドラッグするより速く、どのプロトコルでも同じように使えます。
  • パターンで一括処理。「+」を押して*.logと入力すれば、いくつあっても一致するものがすべてマークされます。

キー

キー 機能
⇥ 反対側のパネルに切り替える
Space マーク/解除して下へ移動
+ / − パターンでマーク/マーク解除
F2 名称変更
F3 クイックルック
F4 任意のアプリで編集。保存すると変更がアップロードされます
F5 / F6 マークしたファイルを反対側のパネルにコピー/移動
F7 新規フォルダ
F8 削除
⌘\ 1パネルまたは2パネル
⇧⌘\ パネルを入れ替える

どのショートカットもメニューから使えます。すべてのショートカットは1ページにまとまっています。MacBookでは、ファンクションキーにfnが必要な場合があります。または、システム設定 → キーボードで「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」をオンにしてください。

2つのパネルに、任意の2つの場所

AnyBucketのパネルは、「ローカル」や「リモート」に固定されていません。それぞれにこのMacか追加済みの任意のサーバを表示できるので、同じ2つのキーでどの方向にも対応できます:

  • このMac → サーバ:ビルドフォルダをSFTPにアップロード。
  • サーバ → サーバ:SFTPからS3バケットへ、または2つのバケット間でコピー。同じサーバ上なら、コピーはサーバ自身で実行されます。
  • サーバ → このMac:ログやバックアップをダウンロード。

タブを使えば、複数の組み合わせを同時に開いておけます。タブのタイトルはStaging ⇄ Assetsのように表示され、プロトコルごとのバッジも付くので、ひと目で見分けられます。

はじめに

  1. AnyBucketを開き、⇧⌘Kでサーバに接続します。
  2. 2つ目のパネルを開き(⌘\)、そのソースメニューからこのMacまたは別のサーバを選びます。
  3. ファイルを探してSpaceでマークし、F5を押します。

先に試してみたい場合は、ブラウザで動作するライブデモで同じキーが使えます。

Macで使えるほかの2画面アプリ

2つのパネルを備えたMacアプリはいくつかあります。ForkLiftとCommander Oneは、サーバにも接続できる本格的なファイルマネージャです。Transmitには、ローカルとリモートのフォルダを並べる2画面表示があります。AnyBucketはサーバを第一に考えて作られており、どちらのパネルにも任意のサーバを開け、⌘Kパレット、比較と同期、終了しても消えないキューを備えて、$9.99の買い切りです。比較では、それぞれのアプリ自身のページに記載された内容をまとめています。